カラヤンとベルリンフィル研究ブログ

ベルリン・イエスキリスト教会

2021年9月1日 当サイトにはプロモーションが含まれます

1970年代初期までカラヤン&ベルリンフィルの名盤の多くがベルリン・イエスキリスト教会でレコーディングされました。エピソードと現在の教会を動画付きでご紹介致します。

ベルリン・イエスキリスト教会

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フィルハーモニーホールができるまでベルリン・フィルのレコーディングの多くはベルリンのダーレム地区にあるイエス・キリスト教会で行われました。

公式サイト

この教会内は音響効果に優れていたためフィルハーモニーホール完成後も時折レコーディングに使われていたようです(73年3月8日まで)。

緑豊かな環境にある素敵な教会です。この教会前にカラヤンが車で到着してレコーディングに臨んだわけですね。

教会の中でベルリンフィルの音色が響き渡るわけですから神秘的な感じですね。想像するだけでワクワクしてきます。

このイエスキリスト教会では1961年から62年にかけて行われたベートーヴェン交響曲全集をはじめ、ブラームス交響曲全集、チャイコフスキー三大交響曲など数々の名盤が生み出されたわけです。カラヤンだけでなく、フルトヴェングラーやベームなども録音スタジオとして使っていたそうです。

下の画像は1965年にイエスキリスト教会で録音されたチャイコフスキー交響曲5番のジャケット写真です。

イエスキリスト教会での収録風景のDVDなんて発売されたら飛びつきそうですね(^^♪。

ケント・ナガノ氏によるイエスキリスト教会でのリハーサル

↓ケント・ナガノ氏がこの教会でプロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番を録音している様子です。在りし日のカラヤンを思い出しながら見て頂けるとよろしいかと思います。

なお、イエスキリスト教会で録音された曲はレコーディングで検索することができます。検索ボックスに「キリスト教会」と入力すればOKです。

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