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カラヤンの妻エリエッテ夫人、2人のご令嬢、実兄をご紹介!

2021年9月1日

カラヤンの妻エリエッテ夫人や2人のご令嬢(イザベルさん・アラベルさん)、実兄ヴォルフガングさんをご紹介しております。

カラヤンはバツ2だった

カラヤンは三度結婚しています。一人目がオペラ歌手のエルミ・ホルガーレーフさん(1938-1942)、二人目がユダヤ系のアニータ・ギューターマンさん(1942-1958)であり、三人目がフランス人のモデルだったエリエッテさん(1958-1989)です。2回の離婚を経験しているわけですが空白期間がないですね~。

エルミ・ホルガーレーフさん

最初の奥様のエルミさんは1897年頃の生まれでカラヤンよりも11歳も年上でした。頭の回転は早いようでしたが、かなり気が強い方だったようです。仕事の関係でエルミさんはアーヘンに、カラヤンはベルリンということでバラバラになり1942年に離婚したようです。

カラヤンと離婚後も再婚することはなかったようですが、疎遠になったわけではなかったようです。しかし、エリエッテさんの手記には彼女についての言及はなかったとのことです。

彼女は1983年に86歳で生涯を終えました。心不全とのことです。

アニータ・ギューターマンさん

アニータ・ギューターマンさんは1917年ウィーン生まれの方で1942年にカラヤンと結婚しました。縫製会社の令嬢のようです。

カラヤンはまだエルミさんと離婚していない1941-1942年頃にアニータさんに求婚したようですね(^^♪。

カラヤンのキャリアに最も貢献したのがアニータさんと言われています。アニータさんの貢献がなければベルリンフィルのポストを掴むこともできなかったかもしれませんね。

アニータさんはユダヤ人でしたので、戦時中のナチ政権下ではカラヤンも仕事上、色々と制限を受けたようです。

カラヤンは晩年までこの方とは良好な関係を保っていたようです。感謝の気持ちはあったようです。

そのアニータさんはなんと2015年まで生きていたそうです(1917-2015)。97歳も生きられたようです。すごいですね。カラヤンもビックリ!

エリエッテさん

エリエッテさんは1939年フランス生まれのディオールの元モデルで1958年にカラヤンと結婚しました。2人の年齢差は31歳もありました。ちなみにご両親は教師だそうです。

旧姓はエリエッテ・ムレーさんといいます。

カラヤンの莫大な遺産(推定約4億ドル)を相続し、財団や文化基金の設立に身を捧げます。ザルツブルク復活祭音楽祭名誉総裁(2020年まで)。

彼女は「未亡人」という言葉を嫌っているそうです。いつまでもカラヤンの妻であり続けたいという思いからかもしれません。

現在はオーストリア・アニフ村の自宅で一人暮らしをしながらフランスのサントロペを行き来しているご生活のようです。

エリエッテ夫人が初めてカラヤンと会ったのがサントロペの友人のヨットの上だそうです。当時まだ17歳だったようです。

なお、オーストリア郊外アニフの自宅にてインタビューを受けています。下の記事の「カラヤン邸内部」をご覧下さい。

2008年に自叙伝(カラヤンとともに生きた日々)を発売しましたが、内容的には自身の話が多く、カラヤン本人についての話はあまりありません。

ただし、プライベート写真は豊富に掲載されているので、そういったものに興味があれば一読の価値はあると思います。

エリエッテ・フォン・カラヤンさん公式サイト[英語/ドイツ語]

カラヤンの娘

子どもはエリエッテさんとの間に二人(長女イザベラさんb.1960、次女アラベラさんb.1964)います。2人の前妻との間に子がいたという事実は全く確認できませんでした。

次女のアラベラさんについてはベルリン・フィル創立100周年演奏会にエリエッテ夫人と来ており、LD(DVD)で確認することができますがカラヤンに非常によく似ています(ピンク色のドレスを着ている)
また、イザベラさんとアラベラさんについては写真集「カラヤン」(TBSブリタニカ:廃刊)がのっているが、大変美しいです。また、幼少時の彼女たちはまるでお人形のような容姿でカラヤンも子どもたちが可愛くて仕方なかったことだと思います。

まだ2人のご令嬢が10代あたりと思われる映像がこちらになります(一瞬)。

長女イザベルさん

長女のイザベルさんは1960年生まれでウィーンフィルが名付け親となりました。現在は女優をやっているとのことです。

現在のイザベルさんがこちらですね。

wikiによれば彼女は幼少時からピアノを習っていてかなりの腕前だったらしいのですが女優の道を選択されたそうです。一度限りの人生なので自分の人生は自分で選んだ方がいいでしょう。

イザベルさんがご結婚したという事実は確認することができませんでした。もしかしたら独身なのもしれません。

イザベルさんの公式サイト

次女アラベラさん

次女アラベラさんは1964年生まれでベルリンフィルの団員が名付け親だそうです。↓の画像はまだ成人前あたりかもしれません。アラベラさんが25歳の時にカラヤンは死去しているので、カラヤンのこの様子からするとまだ彼女は10代後半ぐらいかと思います。ですが大人っぽいですね。

arabel

現在の情報を色々探していたら、どうもこの方↓がそうらしいですね。子どもの頃は本当にかわいかったんですが、ちょっとカラヤンに似すぎてしまってます。

arabel2

今はジャズミュージシャンをやっているのだとか。同じジャズミュージシャンの男性と結婚し、お二人の娘さんがいます。以前はブルガリアにお住まいだったようですが、現在はザルツブルクに居を移したようです。恐らく母親の事を心配してのことかもしれません。

ちなみにカラヤンは1967年に購入した自分のヨットに家族の名前をピックアップして名付けました。

(H)erbert、(El)iette、(Is)abel、(Ara)belの一部を取って「HELISARA」(ヘリサラ)という名前のヨットだそうです。

カラヤンの兄、ヴォルフガングさん

カラヤンには2歳上の兄、ヴォルフガングさん(1906年生まれ)がいました。ウィーン工科大学で電気工学を専攻したとのこと。若い頃はオートバイレースにも参加していました。

写真を見たところカラヤンほど男前ではないようですね。彼はオルガンの専門家で、演奏と製作の両面を行いました。奥様もオルガニストで一緒に世界ツアーも行っていたようです。

調べたところ、カラヤンとお兄様の奥様とはソリが合わなかったようです。カラヤンが奥様に嫌悪感を抱いていたようです。兄弟で共演の話もあったようですが白紙になったとの記録があります。それ以降、関係は希薄になってしまったようです。弟は世紀の大指揮者であり、フランス人のモデルと結婚、別荘やジェット機、ポルシェ、ヨットや豪邸などあまりにも一般人とかけ離れた生活でしたから嫉妬心もあったことでしょう。

とにかく兄弟のツーショットは幼い頃の写真以外私は見たことがありません。

彼は1987年11月、ザルツブルクにおいて81歳で生涯を終えました。

奇しくもヘルベルトと同じ寿命だったわけです。今はザルツブルク市営墓地に眠っているそうです。

ついにカラヤンのお孫さんも登場!2009年のカラヤンファミリーもご覧ください。


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