カラヤンとベルリンフィル研究ブログ

カラヤン生誕100周年、没後20周年

2021年12月4日 当サイトにはプロモーションが含まれます

2008年はカラヤン生誕100周年、2009年は没後20周年であり、それに伴う商品が頻繁に登場してます。少しピックアップしたいと思います。

カラヤン生誕100周年記念コイン

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2008年、オーストリア造幣局はカラヤン生誕100周年に伴い、5ユーロ記念銀貨を発行しました。
発行枚数は100,000枚になります。 3000円という手頃な価格。

エリエッテ未亡人が自伝を出版

エリエッテ未亡人がカラヤン生誕100年を記念して自伝を出版したようですね。『カラヤンとともに生きた日々』。

カラヤンの音楽作りの知られざる秘話、さらにベルリン・フィルやウィーン国立歌劇場でまき起こる様々な事件、フルトヴェングラーとの確執、バーンスタインなど様々な音楽家との関わりなど、興味深い話が、カラヤンの最も身近な立場から語られます。なによりも、カラヤンがいかに多才で多忙だったか、世界を駆け回る公演の日々、レコーディングへの熱情、めくるめくような日々が、読み手の心を圧倒します。
また、各国の王室、首相クラスの政治家、芸術家、映画スターといった、世界のセレブとの華麗なる交流……。「才色兼備」の女性とは、ほんとうのセレブとは、こういうことなのか、まさに「ともに生きる」ことのできる女性とは、こういう人なのか、さまざまな読み方のできる本です。

カラヤン生誕100周年記念ボックス

生誕100周年もので最もポピュラーなのが生誕100周年記念ボックスでしょう(2009年10月24日までの期間限定販売)。1966年の「コリオラン序曲」(映像、ステレオ)、1973年のドレスリハーサル、インタビューのカラー映像、1979年普門館のコンサート音源等、カラヤン・ファンにはたまらない内容となっています。

この勢いだと60-70年代の日本公演のライヴなんかも、もしかしたらNHKクラシカルあたりからリリースされるかもしれませんね。

ライヴ・イン・大阪 1984

1984年に来日し、大阪のシンフォニーホールで行ったベルリン・フィルとのコンサートの貴重な映像を初商品化。
 モーツァルトのディヴェルティメント第15番は、ベルリン・フィルの弦楽アンサンブルの極致を示す名演奏。先に出ていたCDの演奏を、評論家吉田秀和氏が絶賛。特に第4楽章の美しさは絶品と褒め称えました。『ドン・ファン』では豪華絢爛の管弦楽の音絵巻を見事に描き出しています。圧巻は『ローマの松』。ベルリン・フィルの金管楽器セクションが炸裂、ダイナミックな演奏で聴き手を圧倒します。いずれも、他に映像作品が残されていない貴重なもの。最円熟期のカラヤン&ベルリン・フィルの至芸が刻印された映像作品です。

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