ロンドン交響楽団に日本人奏者はいる?現在の日本人・日本ゆかりのメンバーを紹介
ロンドン交響楽団に日本人奏者はいるのでしょうか。2026年現在、兵庫県出身のヴィオラ奏者・上山瑞穂が正団員として在籍し、第2ヴァイオリンには日本で幼少期を過ごしたNaoko Keatleyも所属しています。現役奏者と2026年日本公演を紹介します。
ロンドン交響楽団の日本人・日本にゆかりのある現役奏者
ロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra/LSO)は、イギリスを代表するオーケストラのひとつです。
テレビ放送や来日公演を見ていて、「ロンドン交響楽団に日本人奏者はいるの?」と気になった人もいるでしょう。
2026年現在、LSOには兵庫県出身のヴィオラ奏者上山瑞穂さんが正団員として在籍しています。
また、第2ヴァイオリンには、日本で幼少期を過ごしたNaoko Keatley(ナオコ・キートリー)さんも在籍しています。
この記事では、現在ロンドン交響楽団で活動している日本人・日本にゆかりのある奏者と、2026年9月の日本公演について紹介します。
現在LSOに在籍する日本人・日本ゆかりの奏者
| 奏者 | 楽器 | LSO加入 |
|---|---|---|
| 上山瑞穂 | ヴィオラ | 2023年 |
| Naoko Keatley | 第2ヴァイオリン | 2014年 |
上山瑞穂さんは、日本の兵庫県生まれのヴィオラ奏者です。
一方、Naoko Keatleyさんについては、LSO公式プロフィールで、日本で2歳からピアノを始め、4歳でオーストラリアへ移住したことが紹介されています。
ロンドン交響楽団に日本人正団員はいる?
2026年現在、日本生まれの奏者として上山瑞穂さんがロンドン交響楽団の正団員に在籍しています。
さらに、日本で幼少期を過ごしたNaoko Keatleyさんも、第2ヴァイオリン奏者として2014年からLSOで活動しています。
人数は多くありませんが、日本とつながりを持つ奏者が現在もLSOのメンバーとして演奏しています。
上山瑞穂|2023年にロンドン交響楽団へ入団
上山瑞穂さんは、兵庫県出身のヴィオラ奏者です。
京都芸術大学でヴァイオリンを学んだ後、イタリアへ渡りました。
ペルージャ音楽院でヴァイオリンの修士課程を修了した後、ヴィオラでも修士号を取得し、本格的にヴィオラ奏者としてのキャリアを築いていきます。
その後、イタリアで、
- ペルージャ室内管弦楽団
- カメラータ・ストルメンターレ・チッタ・ディ・プラート
- オルケストラ・ハイドン・ディ・ボルツァーノ・エ・トレント
などで経験を積みました。
ペルージャ室内管弦楽団やカメラータ・ストルメンターレ・チッタ・ディ・プラートでは首席ヴィオラ奏者も務めています。
そして2023年にロンドン交響楽団のヴィオラ・セクションへ正式に加入しました。
LSO公式インタビューによれば、上山さんは4歳でヴァイオリンを始め、高校時代にはスーパーキッズ・オーケストラに参加。
そこで指揮者の佐渡裕さんと出会ったことが、音楽家を目指すきっかけのひとつになったと語っています。
その後ヴァイオリンからヴィオラへ転向し、日本、イタリアで経験を重ねた末にLSOへ加入しました。
Naoko Keatley|2014年から第2ヴァイオリン奏者
Naoko Keatley(ナオコ・キートリー)さんは、ロンドン交響楽団の第2ヴァイオリン奏者です。
LSO公式プロフィールによると、日本で2歳からピアノを始め、4歳でオーストラリアへ移住しました。
その後スズキ・メソードでヴァイオリンを学び、8歳のときにはシドニー・ユース・オーケストラとソリストとして共演しています。
その後も、
- ウィグモア・ホール
- シドニー・オペラハウス
- クイーン・エリザベス・ホール
などで演奏しました。
ロンドン交響楽団へ入る前には、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団に5年間在籍しています。
2014年にロンドン交響楽団へ加入し、現在も第2ヴァイオリン奏者として活動しています。
2026年9月、ロンドン交響楽団が日本へ
ロンドン交響楽団は2026年9月、首席指揮者サー・アントニオ・パッパーノとともに日本で公演を行います。
日本滞在中の公演は次の5公演です。
| 日程 | 会場 | 位置づけ |
|---|---|---|
| 9月26日 | 京都コンサートホール | JAPAN TOUR 2026 |
| 9月27日 | NHKホール | NHK音楽祭2026 |
| 9月28日 | サントリーホール | JAPAN TOUR 2026 |
| 9月29日 | サントリーホール | JAPAN TOUR 2026 |
| 9月30日 | フェニーチェ堺 | JAPAN TOUR 2026 |
このうち9月26日の京都、28日・29日のサントリーホール、30日の大阪は、KAJIMOTOによる「LONDON SYMPHONY ORCHESTRA JAPAN TOUR 2026」として開催されます。
一方、9月27日のNHKホール公演は「NHK音楽祭2026」として開催される別枠の公演です。
日程上は日本滞在中に連続して行われますが、主催や公演の位置づけが異なります。
HIMARIが3公演でロンドン交響楽団と共演
2026年の日本公演では、ヴァイオリニストのHIMARIさんもソリストとしてLSOと共演します。
HIMARIさんが出演するのは、
- 9月26日 京都コンサートホール
- 9月27日 NHKホール
- 9月29日 サントリーホール
の3公演です。
京都公演とNHK音楽祭では、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番を演奏。
9月29日のサントリーホールでは、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第1番で共演します。
9月27日はNHK音楽祭2026
9月27日のNHKホール公演は、通常のJAPAN TOURとは別にNHK音楽祭2026として開催されます。
出演は、
- 指揮:サー・アントニオ・パッパーノ
- ヴァイオリン:HIMARI
- 管弦楽:ロンドン交響楽団
です。
プログラムは、
- プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
- ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
となっています。
日本公演では上山瑞穂にも注目
今回の日本公演で注目したい奏者の一人が、LSOのヴィオラ奏者上山瑞穂さんです。
兵庫県に生まれ、日本で音楽を学び始めた奏者が、現在はロンドン交響楽団の正団員として日本公演に参加することになります。
ただし、オーケストラでは公演ごとに出演メンバーが変わる場合があります。
そのため、特定の公演への上山さんの出演については、当日の編成や公式発表で確認するのが確実です。
テレビ放送や公演映像でヴィオラ・セクションを見る機会があれば、上山さんにも注目してみるとよいでしょう。
ロンドン交響楽団は録音でも有名
LSOは演奏会だけでなく、長い録音の歴史を持つオーケストラです。
クラシック作品だけでなく、映画音楽など数多くの録音にも参加してきました。
そのため、クラシックを普段あまり聴かない人でも、知らないうちにLSOの演奏を耳にしている可能性があります。
そうしたオーケストラで、日本出身の上山瑞穂さんが正団員として活動していることは興味深いところです。
ベルリン・フィルやウィーン・フィルの日本人奏者は?
ヨーロッパの主要オーケストラでは、日本人や日本にゆかりのある奏者が活動しています。
ベルリン・フィルの日本人団員については、こちらの記事で紹介しています。
また、ウィーン・フィルでは日本人の母を持つヘーデンボルク兄弟などが正団員として活動しています。
まとめ|LSOには日本出身の上山瑞穂が在籍
2026年現在、ロンドン交響楽団には兵庫県出身のヴィオラ奏者・上山瑞穂さんが正団員として在籍しています。
また、第2ヴァイオリンには、日本で幼少期を過ごしたNaoko Keatleyさんが2014年から在籍しています。
- 上山瑞穂:ヴィオラ、2023年加入
- Naoko Keatley:第2ヴァイオリン、2014年加入
さらに2026年9月には、サー・アントニオ・パッパーノ指揮による日本公演が京都、東京、大阪で行われます。
9月27日のNHKホール公演だけは「NHK音楽祭2026」として開催され、その他4公演とは主催・位置づけが異なります。
HIMARIさんも3公演でLSOと共演する予定です。
日本公演やテレビ放送でロンドン交響楽団を見る際には、日本出身の上山瑞穂さんをはじめ、日本にゆかりのある奏者にも注目してみてください。





