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楽器が上達したければ実績のある良い先生を選ぶこと!(フルート編)


楽器を上達したい方向けに10代からフルートをやっている私が、先生の選び方や心得、そして過去に習った先生方との思い出話をご紹介いたします。

楽器が上達したければ実績のある良い先生を選ぶこと!

楽器レッスンはプロの先生を選ぶ

楽器が上達したいなら、実績のある良い先生を選ぶことが重要です。半分アルバイトのような大学生の先生も教え方がうまい方もいますが、自分の近くにそのような人がいるとは限りません。

テクニックはうまくても教えるのが下手な方もいます。

早い話がプロの先生です。つまりオーケストラに所属している先生あるいは、所属していた先生が開講している教室に通うこと。これが重要です。

そして、ある程度長くやってることも重要。長く教室をやっているということは生徒がついているということ。今は評判が悪いと生徒は来なくなってしまう時代なので、指導実績は昔よりもさらに重要です。

グループレッスンよりも個人レッスンがおすすめ

グループレッスンよりも個人レッスン(マンツーマン)の方がおすすめです。

個人レッスンはお値段がどうしても高くなってしまいますが、自分だけを見てくれるわけですから短所も把握しやすく上達は早いです。もちろん、練習は必要です。

私自身もフルートのグループレッスンの見学に行ったことがありますが、生徒によってかなり技術にバラツキがあるなと思いました。

なので、講師の先生は最大公約数的な指導しかできないことになってしまいます。

楽器は一番目に誰になるかがとっても重要です。

個人レッスンは自分との相性も大切

個人レッスンの場合は自分との相性も大切です。いくらテクニックがうまくても人柄が悪い人では長続きしません。

自分にあった先生に巡り合うためには何人か先生を変えてみることが時には必要かもしれません。

厳しく指導してほしい方もいれば、やさしく指導してほしい方もいます。

自分との相性の良い先生を見つけましょう。

私がお世話になったフルートの先生

最後に私がお世話になったフルートの先生を2人ご紹介致します。

白川真理先生

私の初めてのフルートの先生は白川真理先生です。

正確に言うと白川先生は2人目でその前にやはり女性の先生(お名前は失念)がいたのですが、確か1ヶ月ぐらいで産休に入られてしまって、その後任が白川先生だったわけです。

白川先生は香川県の高松市ご出身で、武蔵野音大をご卒業後、ドイツのミュンヘンで研鑽を積んだのち、フルート指導の道を歩まれています。

私がまだ大学生だった昭和62年前後に下倉楽器のフルート教室で1年ちょっとお世話になっていたことがあります。近くの大学に通っていたので講義の合間に行けました。

週一回30分(マンツーマン)で月8000円ぐらいだったかな。安かったけど、30分はすぐに終わる感じでした。練習をしてこなくて怒られてしまった苦い思い出もあったかな・・・。アハハ

受講生さんを集めて年末に発表会をやったり、その後に飲み屋で飲んだりしたっけ。フルート以外にもご尽力頂きました。

先生はオシャレな方で、皮のパンツとかがよく似合う方でしたね。

それと、当時金のフルートを購入されていましたね。私も下倉楽器さんでヤマハのフルートを買わせていただきました(白川先生に値切っていただきました)。

ただし、当時はお金のない学生なので頭部管が銀製で後はニッケルのフルートでした。でも鳴りは結構良かったです。

レストランでアルバイトをしていましたので、そのバイト代をせっせと貯めて買いました。お値段は12万円ぐらいだったでしょうか。

その後、私は就職活動のためにフルートは一旦お休みとなります。

白川先生はその後も指導を続け、今はブログも公開されてます。

あれからかなり年月が経過しているのに先生はそんなにお変わりなく、すごいです。

リサイタルでも行って、機会があったら話してみたいなとも思いますが、もう忘れられてしまってるだろうな~。どうだろ。

白川先生の今後の益々のご活躍をお祈りいたします。

蔦井康三郎先生

無事就職後、仕事に余裕がでてきたので再びフルートを始めた私は、かねてから憧れだったムラムツ総銀製フルート(AD)のリングキーを西新宿の本店で月賦で買いました。

やはり社会人になるとこのような大きな買い物ができるのは醍醐味ですね。学生だと50万円近くする買い物なんて当時はできません(学生当時のバイトの時給は500円台でした)。

で、いい楽器も買ったとこで、また習おうかと思った時に、駅の看板で蔦井先生の教室(ファインアーツ フルート教室)を知りました。

蔦井先生は元日本フィルのフルート奏者で、退団後は団友になるとともに、世田谷のご自宅でフルート教室をやってらっしゃいました。なんと偶然にも蔦井先生も武蔵野音大です。

「弦の桐朋」、「管の武蔵野」と言われるぐらい管楽器には定評のある大学ですね。

ご自宅には素敵な地下室があって、そこで習ってました。私もいつか地下室を作って、自宅でフルートを思いっきり吹いてみたいものです。

当時はマンツーマン1時間で6000円ぐらいだったかな。先生は温厚な方で、長年指導しているせいもあり、教え方がとってもうまく、私のフルートの音色が劇的に良くなったのは蔦井先生のおかげです。

なので高いとは思わなかったです。

それまでは、力任せにフルートを鳴らすようなブレスコントロールをしていたのですが、蔦井先生から「そんなに息を入れなくても鳴りますよ」と言われ、「アンブシュアは唇を閉じた状態で息を吹くことで自然に形づけるように」言われました。

私は吹く前に先に唇の形を作っていたのです。先生の一言で開眼した私は、元ベルリンフィル首席フルート奏者のジェームズ・ゴールウェイのCDなどを徹底的に聴き込んで良い音を耳に覚えこませてから、できるだけその音に近づけるように練習することでみるみる上達していきました。

以前は雑音が多かった私のフルートの音色が澄んだ音色になってきたことは私自身の財産にもなりましたし、心地よい吹奏感というものはフルートを続けることの喜びにもなりました。

ちなみに蔦井先生のところで使っていた教本がアルテフルート教則本でした(画像右側)。今でもフルートの名著と言われていますね。

この教本を軸に練習して、時たま好きな曲を練習に入れてくれました。教本だけでは無味乾燥ですからね。私はビゼーのアルルの女とかを見ていただいたことがあります。

そのフルート教室も当時から四半世紀以上が経過しているので、教室の運営はどうもやめてしまったようです。2017年ぐらいまではホームページが閲覧できたのですが、現在ではそれもなくなっていました。

蔦井先生ももうご高齢になられてしまったようなので、お体に気をつけ長生きして頂きたいなと思っています。

蔦井先生、ありがとうございました。

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