カラヤンとベルリンフィル研究ブログ

アンサンブル・ウィーン=ベルリンのモーツァルト木管五重奏曲(K.406)

2021年9月1日 当サイトにはプロモーションが含まれます

ベルリンフィルとウィーンフィルのメンバーを中心にウィーン交響楽団ファゴット奏者のミラン・トルコヴィッチが参加して誕生したのがアンサンブル・ウィーン=ベルリンです。

当初のメンバーはベルリンフィルからカールライスター(cl)、シェレンベルガー(ob)、ウイーンフィルからシュルツ(fl)、ヘーグナー(hr)、そしてウィーン交響楽団からのトルコヴィッチ(fg)です。

モーツァルトの木管五重奏曲(K.406)が秀逸です。 ジャケット見ると皆若いです。特にシュルツ氏は晩年に比べてだいぶスリムでした。

90年代中頃だったかと思うのですが、フルートのシュルツ氏が世田谷の砧区民会館でリサイタルをやったのを聴きにいったことがあります。

この時はホールの空調音がうるさかったらしく、シュルツ氏の要望で空調が切られて汗だくで演奏を聴いたのを覚えています。

確かその時に新しいムラマツのフルートで臨んだらしかった(それまでは違うメーカーのものを使っていたとか)。

そのシュルツ氏も鬼籍に入ってしまいました。

時が経過し、初期のメンバーは全て退団してしまいましたが存続しています。

私が買ったのはレコードでしたが、その後CDとかも色々出たようです。

でもプレイヤーがないのでこのレコードを聴くことができません(^^)/。

ウィーン木管アンサンブル

アンサンブル・ウィーン=ベルリンの演奏ではありませんが、91年に来日したウィーン木管アンサンブルの演奏(K.406)がyoutubeにありましたのでお早目にどうぞ。

息がピッタリ合って名人芸ですね。ホントにうまいです。特にファゴットが好きですね(私は昔ファゴットを少しかじっていた)。

この演奏のクラリネットの名手、オッテンザマー氏も2017年7月22日、急性心不全のため62歳で早世してしまいました。息子さん2人がベルリンフィルとウィーンフィルに入団したのがすごいです。

まだ在団中でのことでホントに残念でなりません。合掌・・・

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